部屋が気に入らなくて青い絨毯は巻いた
「自分の空間」を作る
灰色の箱に昔頂いた手紙を読んでいた
私が写真や気分を記すことの感想文を見つけた
「しずこの身近に「死」というものが横たわっていて、それはそれで、うまいことつき合わないとしょうがないことなのだと思う、」(Sさん)
「自己をつきつめたものが人間に共通する何かを言い示していたら、それができたなら、なんと素晴らしいだろう」(hさん)

二十代前半と今を比べたら今は少し思考が緩くなったのかもしれない、けれど激しい怒りも未だにあるし、どうしようもなく不安になって泣きわめくこともある。情緒不安定なぐらぐらとした足下は今、地に着いている、確かに。
変わらない、それは